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味噌蔵で150年かけて柱についた酵母菌を見学。和歌山県湯浅町をまち歩き



今年で3年目になる、和歌山県移住定住課とイーストタイムズが行う、和歌山を愛する住民の皆さんと共に地域の魅力発掘・発信するプロジェクト『ローカル情報発信Lab. in和歌山2021』。

まち歩きフィールドワークが10/23(土)から始まり、参加者さんたちと一緒に和歌山県湯浅町を歩きました。今回は8名の方が現地参加、オンラインでは4名の方が参加されました。



湯浅町ではまず、善兵衛農園 7代目・井上 信太郎(いのうえ しんたろう)さんにお話を聞かせていただきました。



湯浅町にUターンをされた井上さんは、現在20種類ものみかんを作っています。


先代には初め、「帰ってきたと思ったら、畑にいないじゃないか」と言われていたそう。県外の方にも湯浅のみかんを広く知ってもらうために、空き家を借りて学生さんに教えたり、県外で食べ比べイベントを行ったようです。知ってもらうことで、有名な飲食店さんで使ってもらえたり、ネット販売で売り上げも伸びてきて、先代にも理解してもらえるようになったそうです。



語り部の半邊 宗五(はんべ そうご)さんには、まち歩きをしながらお話いただきました。太田久助吟製の味噌蔵や、角長の醤油蔵を見学させていただきました。



太田久助吟製の味噌蔵では、柱にビッシリと着いた酵母菌が。150年するとこのような菌が発芽して、これが着くようになってさらにいい酵母菌が生まれて繰り返されるそう。


現在は作業場も変わり、こちらは唯一残っている柱だそうです。




普段は入れない醤油蔵を見せていただいたり、お話ももちろんですが実際見せてもらうことで、更なる驚き発見感動が盛り沢山でした!今回は小さいお子さんもご参加いただき、一緒にまち歩きを楽しみました。


今年は紀南・紀北の枠に限らずに、和歌山の広範囲でのまち歩きが行われます。

和歌山好きならどなたでも参加OK。一緒にまち歩きを楽しんでいただける方、ご興味のある方はぜひ!!


詳細、お申し込みはこちらから↓

https://theeasttimes.wixsite.com/lab2021



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